川の水で入れたコーヒーの味と水質
|先日、岩手県の和賀川水系に渓流釣りに行ってきました。
『コーヒーとは関係ねぇんじゃね?』とお思いの方もいるかな?
いえいえ、ここに書いていると言うことはコーヒーの話ですので、気になったら読んでみてください(笑)
私が渓流釣りに行くときは、必ず葉巻とコーヒーを持参していきます。
葉巻は雰囲気を楽しむ為。
コーヒーは、それぞれの川の水や岩清水、湧き水などで淹れて飲むのです。
当然持っていくコーヒーは自分で焙煎したコーヒー豆。今回はエチオピアモカ・ホワイトマウンテン G-2をハイローストに焙煎して持参しました。
同じ豆でも、淹れる水質によって全く味は変わり面白いものです。
和賀川源流の水で淹れるコーヒー
お分かりの通り、上流から汚水が流れてくる川の水なんか口にしたくありませんからねf^^;
よって、この画像の川は当然上流には民家や人工物など全く無い、川の源流部です。
ポットは、以前使用していた、パーコレーターのポット部。
パーコレーターのポット部はガスカートリッジがスッポリ入る径なので、110Gならカートリッジ1つとマグカップが二つ入れられるので収納にも便利だったりします。
画像は250gのカートリッジなのでマグカップは一つしか入りませんがf^^;
アウトドアで入れるコーヒーの記事で書いたとおり、パーコレーターで淹れるコーヒーは美味しくないので、ポットの部分だけ使用してお湯を沸かし、ハンドドリップの説明で使用している、ユニフレーム コーヒーバネットシェラでハンドドリップ抽出をします。

このミルは廃盤になり、現在数が少なくなっているみたいで、かわりに背丈が小さくなったポーレックス セラミックミル ミニってのがあるみたいです。
山に持って行くならこっちの方が小さいから良いかもしれませんね。
コーヒー豆は挽いた状態だとアッと言う間に風味が損なわれてしまうので、淹れる直前に挽くようにしています。
アウトドアでは、口にするものが何でも美味しく感じてしまいますが、だからと言って手抜きはしたくないですからねf^^;
その分荷物は若干多くなりますが、美味しいものを口にしたいなら多少の努力を惜しんではいけないと思っています。
淹れるときは、本当なら画像のようなコーヒードリップ専用の細口ポットを使用して入れます。
ただポットだけは源流に持っていくには嵩張るので、仕方無しにパーコレーターのポットを使用しています。
パーコレーターのポットでドリップするときの注意は、お湯が一気に出てしまいますし、コーヒー専用ポットのように、円を書くようには淹れられませんので、出来るだけ静かにドリッパーの中心めがけてお湯を注いでいくようにします。
無理に円を書くように注ごうとすると、お湯があらぬ方向に注がれてしまいます。
同じ川でも場所によってコーヒーの味は変わる
まぁ、当然と言えば当然なのかもしれません。
麓に行けば1本の川ですが、上流に行けばその川は枝分かれしていき、山も違えばそこの地質も違うわけですから。
水と言うものは、山に生息する動植物や地質によって全く違うものなのだと言うことを実感しました。
よく、日本の水道水はコーヒーを淹れるのに適していると言われますが、
コーヒーは自然のおいしい水で淹れるのが一番美味しいのだと言う事を実感した旅でした。
次回行くときはペーハー試薬を持参して水質も調査してこようと思います。
どんな水質が美味しいのか興味もありますので(笑)