先日分解掃除したときにカリタ ダイヤミルのシャフトに付いている山(歯)が丸まっているのが気になったので、ヤスリで磨いてやることにした。
ダイヤミルの豆を挽く構造は、このシャフトに付いた山が上から入ってきた豆をブレード内部に引き込み荒く砕き、更に横のブレードで細かく粉砕される仕組みになっている。
その第一段階とも言えるシャフトの山が丸まっていては、上手く豆を内部に引き込むことが出来ず、挽くのに時間がかかってしまう。
それで無くとも他のミルよりコーヒー豆を挽くのに時間がかかるのだから、ここをチューニングしない手は無い。
ダイヤミルのシャフトのチューニング
画像の上側が山を削って先端を鋭角にした様子。下側はまだ削る前の状態です。
チューニングに必要な道具は鉄・ステンレス用で中目の三角ヤスリ(185mm)これ一本。
しいて言えば、削り終わった後の削りカスを拭き取るためのウエス(又はタオル)とエタノール。
削り方はもともと有る山の形に添って軽く削るだけです。力を入れなくても削れるので、軽く様子を見ながら削ってください。逆に言えば力を入れすぎると削りすぎてしまうので注意してください。
ブレードの方もチューニングの余地は有りますが、今回はシャフト側だけ削りました。
ブレードは5年ほど前に面出ししたままなのですが、シャフト側ほど見た目は問題が無かったので今回は手を加えず、そのまま組み付けて豆を挽いてみました。
思った通り、シャフト側の山を面出しした事でコーヒー豆がスムーズに砕かれブレード内部に運ばれているようで、いつもよりも豆を挽くのが早くなり、その上粒子もそろっています。
コイツも早20年選手ですから、数年に一度はシャフトやブレードの面出しをしてやらなければいけないですなf^^;
とりあえず再び購入時の切れ味を取り戻したので一寸だけ気持ち良いですぞ(^o^)b