コーヒー豆の焙煎(自家製焙煎器編)
|豆を選別し水洗いが終わったら、いよいよ焙煎。
ドラムを土台にセットし、火力は弱火。
本当は強火の遠火が良いのだけど、土台を低く作っちゃったもので…f^^;
豆をドラムに入れたら1秒間に、2回転弱のスピードで回します。
豆の量はこの『桃缶ロースター』だと100グラム程度です。
5分ほどすると、チャフが飛び始めます。
豆を洗っていないとここで大変なことになります(笑)
7~8分程度で、シナモンロースト(左画像)になります。
シナモンローストになるのが早すぎると豆が膨らまないので注意!
その場合は火を弱めてください。
1ハゼの始まり
12分前後で、パチッ!パチッ!っと、豆のはじける音が出てきます。
焚き火の時になる、パチッ!パチッ!という音に似た音。
これが2分ほど続きます。
一度目のこの音が鳴ることを『1ハゼ』と言います。
1ハゼ終了後、2分ほど火を弱めて焼きます。
今度は2回目の「ピチピチピチ」 っと、細かくはじける音が頻繁してきます。
1回目と2回目の音の間辺りがミディアムロースト。
好みで焼きを止めてください。もたもたしていると焼きすぎてしまいます。
自家焙煎での注意事項
1ハゼから2ハゼに行くまでの間隔が短い場合は温度が上がり過ぎています。
そのような場合は1ハゼ終了後、一度火を止めた状態で30秒ほどドラムを回した後に再び火を入れます。
焙煎終了
豆が焼きあがったら素早くザル等に豆を空け、ウチワなどで手早く豆を冷やします。
残っているチャフが飛びますので、なるべくベランダや外で行うと良いでしょう。
出来れば小型扇風機などを使うことをお勧めします。
小型扇風機を使えば、豆は凡そ2分程度で完全に冷えます。