久しぶりにサイフォンでコーヒー淹れてみた syphon coffee
2019/09/21
今回久しぶりにサイフォンでコーヒーを淹れたので、とりあえず初めての方にもわかりやすいように説明してみました。
最近はサイフォンでもペーパーフィルターが有りますが、ここではネルフィルターでの説明です。
使用している豆はマンデリンG-1リントン・ラスナを中挽きにした物です。
使用しているサイフォンはHARIO (ハリオ) コーヒー サイフォン テクニカ コーヒードリップ 5杯用 TCA-5です
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私の所で一番出番が多いのがこのサイフォン。
実は味がどうとかではなく、この入れるスタイルがすきなんです(笑)
さも、『コーヒーを入れるぞ!』 と言いたげなこの風貌、それに時間が止まった感じ、妙に良いですよね~
かれこれ20年近くこれで入れています。
サイフォンで使用する水質について
2分以上沸騰したお湯をフラスコに注ぎ、アルコールランプに火を入れます。
水質に関してはドリップのときと同じです。
ただ、天然の湧き水を使用すると、ものすごくまろやかなコーヒーに仕上がります。
水質の違いは、ドリップよりサイフォンの方が強く出るようです。
サイフォンで抽出するときは、良い水を使用する事をお勧めします。
コーヒー豆の量と挽き方について
ロート側にフィルターを装着し、鎖の部分をフラスコに入れてみます。
ブクブクと気泡が出てくるまで沸騰したら、ロートに豆を入れ抽出開始です。
※お湯の沸騰のし過ぎには注意してください。
フラスコから一気にお湯が噴出し、やけどの危険があります!
豆の荒さは、ドリップのときよりもやや細かめに挽きます。
豆の量は、ドリップのときと同じく、1杯=10g+2割り増し、
それ以上入れるときは2割減と言う具合に、杯数分を計り入れます。
このサイフォンは5カップ用ですので、少なくとも3カップ分以上入れるのが美味しいです。
1カップ分のコーヒーを美味しく入れるのは結構難しいですf^^;
サイフォンでのコーヒーの淹れ方
豆を平らにならし、フラスコに装着します。
装着すると同時に、ロート側にお湯が勢い良く上がってきます。
お湯がすべて上がって来たら、お湯についてない豆を木ベラで軽く押すような感じで豆全体にお湯を浸透させます。
この時、グルグル掻き回してはいけません!
抽出したくない、エグミや苦味まで出てしまいます。
優しく軽く、豆をお湯になじませてください。
アルコールランプの炎の調整について
このまま1分、豆から旨みが出るのを待ちます。
アルコールランプの炎はこのとき少し弱くします。
と言っても、アルコールランプの炎調整は出来ないので、出来ればアルコールランプは2つ用意します。
炎の強い方は、お湯が上昇するまで、炎の小さい方で1分間蒸らします。
砂時計の1分計が有ると便利です。
蒸らし
蒸らし終わったらアルコールランプを消し、木ベラで軽くかき混ぜます。
左は一人で写真を撮りながらやっていたので、少しコーヒーが下がってしまいました(汗)
皆さんはコーヒーが下がる前にやってくださいね!
ここでもグルグル掻き回してはいけません。
軽く3~4回、木ベラで上から底までを切る様な感じで混ぜてください。
暑い時期の注意点
暑い時期の場合
夏などで、室温が高いときなど、フラスコに抽出液がなかなか降りてこない場合が有ります。
そういう時は、濡れ布巾などでフラスコの温度を下げてあげましょう。
そうする事で、フラスコ内の気圧が低くなり、抽出液が落ちやすくなります。
抽出時間は、ドリップのときと同じで、トータル時間3分を目安に行ってください。
それより早くても遅くてもいけません。
ネルフィルターの保管
抽出が終わったフィルターはコーヒー粕を水で流して、出来れば煮沸して冷ましてから画像のように水につけて冷蔵庫で保管します。
洗う時はゴシゴシ洗ってしまうと珈琲の微粉が中に入り込んでしまいますので、出来れば擦らないように洗います。
ネルを使用している場合は必ずこのように保管してください。
乾燥させたりを繰り返すと、珈琲のカスや残留物が酸化して次回抽出時に匂いなどの悪影響を及ぼします。
最近ではサイフォン用のペーパーフィルターもあるみたいですが、使用した事がありません。。。f^^;